本研究では、プログラミング初心者12名を対象に、GPTベースのプログラミングヒントシステム「LLM Hint Factory」を使用した思考発話実験を行った。
高レベルの自然言語ヒントだけでは、次のステップのロジックやシンタックスに関する支援が不十分であることが明らかになった。一方、コード例を含む低レベルのヒントを追加することで、ほとんどの場合、学生をより適切に支援できることがわかった。
次のステップのロジックやシンタックスに関する質問には、コード例ヒントが最も効果的であった。一方、ロジックのデバッグに関する質問には、高レベルの自然言語ヒントが十分であった。高レベルのヒントは誤解を招いたり、学生の挫折感を高めたりする可能性もあった。
本研究の知見は、学生の多様なヒント要求に応じて、ヒントの内容、フォーマット、粒度を個別化する必要性を示唆している。今後の教育用チャットボットやAIティーチングアシスタントの設計にも活かされるだろう。
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by Ruiwei Xiao,... في arxiv.org 04-04-2024
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