本研究では、出芽酵母のゲノムワイド条件性デグロン・ライブラリーを構築した。まず、N末端タグ付けとC末端タグ付けの影響を系統的に比較し、C末端タグ付けの方が蛋白質機能への影響が小さいことを示した。次に、オーキシン誘導性デグロン(AID)システムを用いて、5,600以上の必須および非必須蛋白質をC末端にタグ付けした2つのライブラリーを作製した。ほとんどの蛋白質(約90%)がオーキシン存在下で完全または部分的に分解された。これらのAIDライブラリーを用いて、DNA損傷応答に関与する因子をゲノムワイドスクリーニングした。その結果、グルコース情報伝達因子GSF2がヒドロキシウレア(HU)耐性に関与することが明らかになった。本研究は、出芽酵母における機能ゲノミクスのツールボックスを拡張するものである。
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by Gameiro,E., ... às www.biorxiv.org 06-02-2024
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