SEED-Xは、マルチモーダル基盤モデルの発展形として提案されたモデルです。従来のマルチモーダルモデルには、画像サイズと比率の制限、および生成能力の限界といった課題がありました。
SEED-Xでは、これらの課題に取り組むため、2つの強化機能を統合しています。
任意のサイズと比率の画像の理解
SEED-Xでは、入力画像を複数の部分画像に分割し、それぞれに2D位置埋め込みを追加することで、任意のサイズと比率の画像を処理できるようになっています。これにより、訓練時に遭遇しなかった解像度の画像でも適切に処理できます。
多様性の生成
SEED-Xでは、高レベルの指示に基づく画像生成と低レベルの画像操作の両方を実現しています。具体的には、学習可能なクエリを使ってマルチモーダルモデルから視覚表現を得て、それをプリトレーン済みの視覚デコーダに入力することで、高品質な画像を生成しています。さらに、入力画像を条件として追加することで、低レベルの詳細も保持した画像を生成できるようになっています。
これらの機能により、SEED-Xは様々なユーザーニーズに対応できる柔軟で汎用的なマルチモーダル基盤モデルとなっています。指示チューニングを通じて、対話型デザイナー、知識豊富な個人アシスタント、スライド作成、ストーリーテリングなど、多様なアプリケーションに活用できます。
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by Yuying Ge,Si... kl. arxiv.org 04-23-2024
https://arxiv.org/pdf/2404.14396.pdfDybere Forespørgsler