本研究は、視覚的場所認識(VPR)における画像マッチングの不確実性推定に関する手法を比較・検討したものである。
まず、VPRにおける不確実性推定の3つの主要なアプローチを紹介した:
次に、これらのアプローチとは異なり、参照画像の位置情報を活用する新しい簡単なベースライン手法SUEを提案した。SUEは、上位K個の参照画像の位置分散を不確実性の指標とする。
実験では、これらの手法の性能を複数のベンチマークデータセットで比較した。その結果、SUEが他の効率的な手法を上回り、GVと同等の性能を示すことが分かった。さらに、SUEの不確実性推定がGVと相補的であることも明らかになった。
SUEのハイパーパラメータに関する分析も行い、その設定が比較的ロバストであることを示した。
本研究の知見として、VPRにおける不確実性推定では、単純なL2距離が最新の学習ベースの手法よりも優れていること、参照画像の位置情報を活用するSUEが有効であること、GVと他の手法の組み合わせが有効であることなどが挙げられる。
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by Mubariz Zaff... kl. arxiv.org 04-02-2024
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