Kernkonzepte
本稿では、重力マイクロレンズ効果を用いて、M型矮星の恒星スノーラインの外側を公転するサブネプチューン質量を持つ太陽系外惑星OGLE-2016-BLG-1195Lbを発見したことを報告する。この発見は、異なる観測データセットと解析手法を用いて、以前の研究で示唆された地球質量惑星という結論と矛盾するものである。
Zusammenfassung
OGLE-2016-BLG-1195Lb: ケック補償光学による確認で判明したM型矮星の恒星スノーラインを超えたサブネプチューン
Vandorou, A., Dang, L., Bennett, D. P., et al. (2024). OGLE-2016-BLG-1195Lb: A Sub-Neptune Beyond the Snow Line of an M-dwarf Confirmed by Keck AO. arXiv preprint arXiv:2302.01168v2.
本研究では、重力マイクロレンズ現象OGLE-2016-BLG-1195の追観測データを用いて、レンズ天体と光源星の質量および距離を正確に測定することを目的とした。