本研究では、ニューロ駆動型の逆運動学ソルバーCycleIKを中心とした新しい運動計画手法を提案している。CycleIKは、ベジェ曲線に基づいた軌道計画を関節空間の軌道に変換する。この手法は、ロボットの設計に依存せずに適用可能である。
提案手法は、ヒューマノイドロボットNICOとNICOLを用いた把握タスクで評価された。ユーザーからの音声指示に基づき、ロボットは物体を検出し、把握して指定の場所に運ぶことができる。実験の結果、NICOLでは72%、NICOでは82%の把握成功率が得られた。
CycleIKは、数値的な逆運動学ソルバーと比較して、高速かつ高精度な性能を示した。また、最新のニューロ駆動型の逆運動学手法とも競争力のある精度を達成している。提案手法は、ロボット運動計画の分野において、高速性と汎用性を兼ね備えた有効な手法であると言える。
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