Keskeiset käsitteet
根粒菌-珪藻共生体は、海洋の窒素固定において重要な役割を果たしている。
Tiivistelmä
本研究は、海洋の窒素固定において、従来主に担ってきたとされるシアノバクテリア以外の微生物が重要な役割を果たしていることを明らかにした。具体的には、根粒菌目の細菌が珪藻と共生し、窒素固定を行っていることを発見した。この根粒菌-珪藻共生体は、熱帯北大西洋域において、シアノバクテリアと同程度の窒素固定能力を持っており、シアノバクテリアが少ない海域でも窒素固定を担っている可能性が示された。この発見は、海洋の窒素循環と生物地球化学プロセスの理解を深める上で重要な知見である。
Tilastot
熱帯北大西洋域において、根粒菌-珪藻共生体によるN2固定量はシアノバクテリアと同程度である。
シアノバクテリアが少ない海域でも、根粒菌-珪藻共生体が窒素固定を担っている。
Lainaukset
"Oceanic N2 fixation is almost exclusively attributed to cyanobacteria, even though genes encoding nitrogenase, the enzyme fixing N2 into ammonia, are widespread among marine bacteria and archaea3-5."
"Our results show that the rhizobia-diatom symbiosis can contribute as much fixed-N as cyanobacterial N2-fixers in the tropical North Atlantic, and that they may be responsible for N2 fixation in the vast regions of the ocean where cyanobacteria are too rare to account for the measured rates."