本論文では、長い誘導パスと誘導サイクルを持たないグラフにおける、完全マッチングカット問題(pmc)、マッチングカット問題(mc)、切断完全マッチング問題(dpm)の計算量を調べている。
まず、P14-フリーの8-コーダルグラフにおいて、これらの3つの問題がNP困難であり、指数時間アルゴリズムは存在しないことを示した。さらに、これらの問題を区別することも困難であることを示した。
一方で、4-コーダルグラフにおいては、dpmとpmcが多項式時間で解けることを示した。dpmについては、既知の強制ルールを適用することで解ける。pmcについては、グラフの深さ優先探索レベル構造を利用して、2-SAT問題に帰着させる新しいアプローチを提案した。
以上の結果は、k-コーダルグラフにおけるpmcの複雑性に関する未解決問題の一部を解決したものである。
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