本研究では、298.15 Kおよび0.1 MPaにおけるベンジルアミン+ヘプタン、またはメタノール、1-プロパノール、1-ペンタノール、1-ヘプタノール、1-デカノールとの過剰モルエンタルピー(EmH)を測定した。また、ベンジルアミン+ヘプタン混合物の過剰モル体積(EmV)も同条件で決定した。
n-アルカンを含む系は正の偏差を示し、1-アルカノールを含む系は負の偏差を示す。1-アルカノール-ベンジルアミン間の相互作用は1-アルカノール-1-アルカノール間の相互作用よりも強い。1-アルカノールの鎖長が増加するにつれ、1-アルカノール-ベンジルアミン間の相互作用は弱くなる。
これらの系をDISQUACおよびERASモデルで解析した。ERASはEmVを正しく記述するが、DISQUACはEmHやEpmCの記述をERASよりも大幅に改善する。これは、これらの溶液における物理的相互作用が非常に重要であることを示している。
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