Taghavi, I., Esmaeeli, O., Chowdhury, S. J., Mitchell, M., Witt, D., Pecinovsky, C., Sickler, J., Jaeger, N. A., Shekhar, S., & Chrostowski, L. (2024). GHz-rate optical phase shift in light matter interaction-engineered, silicon-ferroelectric nematic liquid crystals. arXiv preprint arXiv:2405.08833v2.
本研究は、高速光位相シフトを実現する、シリコンと強誘電ネマティック液晶(FN-LC)を組み合わせた新しいハイブリッド材料プラットフォームの可能性を探求することを目的としています。
研究者らは、FN-LCを充填したフィンガーロード非スロット(FNS)導波路を設計・作製し、その光学的・電気的特性を評価しました。FNS導波路は、光と電場の相互作用を強化するように設計されており、効率的な位相シフトを実現します。FN-LCの整列プロセスと、DCおよびAC変調効率、挿入損失、電気光学帯域幅などのデバイス性能に対する影響を調べました。
本研究は、FN-LCが高速光位相シフタおよび変調器の有望な材料であることを示しています。ポーリングフリーの性質、GHzレートの動作速度、シリコンフォトニクスとの適合性により、FN-LCは、光通信、センシング、量子コンピューティングなどのアプリケーション向けの次世代光デバイスの道を切り開く可能性があります。
本研究は、高速で集積化された光位相シフタの開発における重要な進歩を示しています。ポーリングフリーのFN-LCベースのデバイスは、従来の電気光学ポリマーベースの変調器に比べて、製造の複雑さを軽減し、コストを削減できる可能性があります。
本研究では、FN-LCベースの変調器のGHzレートの性能を実証しましたが、さらなる研究が必要です。今後の研究では、変調効率の向上、光損失の低減、動作速度の向上、高温動作などの課題に取り組む必要があります。
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by Iman Taghavi... pada arxiv.org 10-04-2024
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