本研究では、筋骨格型ヒューマノイドにおいて、座位歩行の実現を目指した。座位歩行とは、車輪付きの椅子に座ったまま歩行する動作である。
まず、ヒューマノイドの臀部に設置したプラナー骨格構造にお尻接触センサを実装し、これを用いて体勢の制御を行った。
次に、教示時に1次元の制御入力と遷移条件のみを学習する拘束付き教示法を開発した。これにより、複雑な動作を単純な入力から生成できるようになった。
実験では、前進、後退、回転の座位歩行動作を実現し、お尻接触センサによる体勢制御の有効性を示した。さらに、これらの動作を組み合わせてバッグの運搬を行い、座位歩行の有用性を確認した。
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by Kento Kawaha... at arxiv.org 04-02-2024
https://arxiv.org/pdf/2404.00892.pdfDeeper Inquiries