本論文では、定義記述と非指示的名称を含む表現力の高いモーダル記述論理MLnALCOι
uを提案している。この論理では、定義記述や名称が非剛性指示子として振る舞い、異なる状態で異なる対象を指し示すことができる。
まず、MLnALCOι
uの言語定義と意味論を示し、一変数断片の一階モーダル論理との関係を明らかにしている。次に、基本的な epistemic 論理Kn、S5nについて、概念充足可能性問題がNEXPTIMEに属することを示す。一方で、より表現力の高い論理K∗nでは概念充足可能性が undecidable となることを示す。ただし、有限非巡回モデルを考えるとKf ∗nでは概念充足可能性が Ackermann-hard ながら decidable となることを示している。
さらに、時間論理の場合、概念充足可能性問題は一般に undecidable となることを明らかにしている。ただし、時間的に有限なモデルを考えると、一部の断片では EXPTIME に属することを示している。
全体として、非剛性指示子自体は計算量を悪化させるわけではないが、非剛性指示子と数量化の組み合わせが計算量を大幅に悪化させることを明らかにしている。
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by Alessandro A... alle arxiv.org 09-12-2024
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