核心概念
地震における近接場の応答をモデリングするためのEOSと強度/孔押し/損傷モデルフレームワークが提供されています。
要約
ロスアラモス国立研究所の地球・環境科学部と理論部による統合的なEOSと強度/孔押し/損傷モデルフレームワークが提供されています。この新しい「Yp-Cap」モデルは、飽和した多孔質岩石のEOSを非線形圧力依存性降伏、孔押し、および孔押し誘発損傷と統合します。このモデルは、SesameタブラEOSデータベースを利用して開発されました。非線形圧力依存性強度モデルはKamm and Bosによって提案されたものであり、「Yp」(頭字語として発音)と呼ばれます。また、MCC(Modified Cam-Clay)に似た収束曲面も含まれており、これにより圧力キャップ内で硬化が可能です。
統計
圧力依存性強度パラメータ:α = 0.6396, γ = 0.6396, Py = 0.35 GPa
孔押しパラメータ:H = 1.0 GPa, βmax = 0.50 MPa, ω = 50.0
初期前圧固化応力:pc0 = -950.0 MPa
損傷傾向係数:X = 0,1