本研究では、Lidarデータから無人監視手法を用いてオブジェクトインスタンスのセグメンテーションと追跡を行う手法を提案している。
まず、時間的に一貫したオブジェクトインスタンスのセグメンテーションを得るために、時空間クラスタリングを用いて擬似ラベルを生成する。次に、この擬似ラベルを使ってオンラインでインスタンスセグメンテーションを行う自己回帰型のネットワークアーキテクチャを提案する。このネットワークは、時間的に一貫したオブジェクトIDを出力する。
提案手法は、SemanticKITTIとPandaSet-GTの2つのデータセットで評価を行った。セグメンテーションと追跡の質を示す指標で、提案手法が既存手法を上回ることを示した。また、提案手法はオドメトリ情報を必要としないという利点もある。
さらに、提案手法で学習したポイントクラウド特徴量を用いて、セマンティックセグメンテーションのファインチューニングを行い、良好な結果を得られることも示した。
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