核心概念
長棘海ウニ Diadema setosum のハイクオリティーな染色体レベルゲノムアセンブリを報告し、この種の生態と進化の理解を深める重要な資源を提供する。
要約
本研究では、長棘海ウニ Diadema setosum のハイクオリティーな染色体レベルゲノムアセンブリを報告した。
885.8 Mbのゲノムサイズを持ち、98.1%のBUSCO遺伝子を含む。
98.6%のゲノムシーケンスが22の擬似染色体にアンカーされている。
27,478の遺伝子モデルが予測され、そのうち23,030が蛋白質コード遺伝子である。
反復配列は全ゲノムの36.98%を占め、DNA、LINE、LTRが主要な構成要素である。
このD. setosum ゲノムアセンブリは、この海ウニの生態と進化の理解を深める重要な資源となる。
統計
総ゲノムサイズは885.8 Mbである。
BUSCOの推定完全性は98.1%である。
22の擬似染色体にアンカーされた領域は全ゲノムの98.6%を占める。
反復配列は全ゲノムの36.98%を占める。