核心概念
本論文では、帰納型と再帰を持つ線形で可逆なプログラミング言語を提案し、その言語とμMALLロジックの間のカリー・ハワード対応を示す。パターンマッチングのための構文的な網羅性と重複のなさが可逆性を保証することを示す。この言語は任意のプリミティブ再帰関数を表現できる。
要約
本論文では、帰納型と再帰を持つ線形で可逆なプログラミング言語を提案している。
まず、言語の構文、型付け規則、意味論を紹介する。パターンマッチングの構文的な網羅性と重複のなさが可逆性を保証することを示す。
次に、この言語の表現力について議論する。この言語は任意のプリミティブ再帰関数を表現できることを示す。
最後に、この言語とμMALLロジックの間のカリー・ハワード対応を示す。与えられた型付きの項を、μMALLの循環的な導出に翻訳する方法を示し、その導出が妥当性条件を満たすことを示す。また、言語の評価戦略がμMALLの切断除去手続きをシミュレートすることを示す。
統計
任意のプリミティブ再帰関数を表現できる
パターンマッチングの構文的な網羅性と重複のなさが可逆性を保証する
言語の評価戦略がμMALLの切断除去手続きをシミュレートする
引用
"本論文では、帰納型と再帰を持つ線形で可逆なプログラミング言語を提案し、その言語とμMALLロジックの間のカリー・ハワード対応を示す。"
"パターンマッチングの構文的な網羅性と重複のなさが可逆性を保証することを示す。"
"この言語は任意のプリミティブ再帰関数を表現できる。"