進化型偏微分方程式の随伴系には無限次元のハミルトン構造が存在し、この構造を利用して、完全連続、半離散、完全離散レベルの随伴系の関係を明らかにした。また、離散化と最適化の順序が可換となる条件を、随伴-変分二次保存則を用いて特徴付けた。