本論文では、Motion Manifold Primitives (MMP)フレームワークにパラメトリック曲線表現を統合したMMP++を提案している。
MMPは多様な軌道を生成できるが、時間変調や経由点変更などの機能が不足していた。これは離散時間表現に依存しているためである。
MMP++では、パラメトリック曲線モデルを用いることで、これらの機能を備えることができる。特に、アフィン曲線モデルを採用し、時間変調や経由点変更が可能となる。
しかし、MMP++では、潜在空間の幾何学的歪みが問題となる場合がある。これにより、類似した軌道が潜在空間上で近接しない可能性がある。
そこで、IMMP++を提案する。IMMP++では、CurveGeomリーマン計量を導入し、潜在空間の幾何学的歪みを最小化する。
2自由度平面運動、7自由度ロボットアーム運動、SE(3)軌道計画の実験結果から、MMP++とIMMP++が既存手法を上回る性能を示すことを確認した。特に、潜在座標や経由点の変調により、動的環境への適応が可能となる。
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