核心概念
本稿では、リズム活動する神経回路における単一ニューロン細胞内記録から、興奮性および抑制性シナプスコンダクタンスを高時間分解能で抽出し分離する汎用的な手法を提案し、その手法を哺乳動物の呼吸中枢パターン生成回路に適用して、回路内の機能的結合と回路構成を明らかにできることを示している。
Ramirez, J. M., & Smith, J. C. (2024). Inference technique for the synaptic conductances in rhythmically active networks and application to respiratory central pattern generation circuits. Journal of Neurophysiology, 121(6), 1089–1104. https://doi.org/10.1152/jn.00216.2023
本研究は、リズム活動する神経回路における単一ニューロン細胞内記録から、興奮性および抑制性シナプスコンダクタンスを高時間分解能で抽出し分離する汎用的な手法を開発することを目的とした。