核心概念
従来のテンソル階層に基づく非アーベルテンソル多重項作用の構築には、不定計量の問題があったが、論文では、Pasti-Sorokin-Tonin作用の適切な切り捨てと複合ラグランジュ乗数の導入により、正定値計量を持つ作用を構築できることを示している。
Kozyreva, N. (2024). Improved non-Abelian tensor multiplet action. arXiv preprint arXiv:2411.00685v1.
本論文は、6次元N=(1,0)超対称性を持つ非アーベルテンソル多重項の作用を、正定値計量を持つ形で構築することを目的とする。