核心概念
ビアレンズ・デ・ハーンの積分表に記載されていない特定の種類の積分を、様々な方法を用いて導出・拡張する。
要約
この論文は、ビアレンズ・デ・ハーンの積分表、特に表129に焦点を当て、そこに記載されていない新たな積分を提示・証明しています。著者は、これらの積分がζ(3)関数の研究中に発見されたことを述べています。
論文は以下のように構成されています。
序論
- ビアレンズ・デ・ハーンの積分表([1])の表129には、特定の種類の積分が多数掲載されている。
- 本論文では、類似の積分を追加することで、この表を拡張する。
- これらの積分は、様々な方法を用いて決定される。
- 用いられる方法の中には、微積分の標準的な教科書では扱われていないものもある。
- また、あまり知られていない全く異なる方法を用いて積分を扱う。
主な結果
- 本論文では、19個の新しい積分とその証明が詳細に提示されている。
- 各積分は、それぞれ異なる方法で導出されている。
使用される特殊関数の概要
- 本論文で使用される特殊関数(ガンマ関数、ポリガンマ関数、二重対数関数、オイラー・マスケローニ定数、余弦積分関数、正弦積分関数、指数積分、ベルヌーイ数、リーマンゼータ関数)の定義と性質が紹介されている。
積分の証明
- 前節で紹介した特殊関数の性質などを用いて、19個の積分の証明がそれぞれ詳細に説明されている。
まとめ
- 本論文は、ビアレンズ・デ・ハーンの積分表に新たな積分を追加することで、その拡張に貢献している。
- また、積分の導出にあたり、様々な方法が駆使されており、その中には標準的な教科書では扱われていないものも含まれている。
付録
- ビアレンズ・デ・ハーンの積分表([1])の表129が掲載されている。