多ホップ質問応答では、複数の関連パッセージを見つけ、段階的な推論を行って複雑な質問に答える必要がある。従来の検索手法は2ホップ質問に特化しており、複数ホップの状況に適応できない。本研究では、エンコーダと2つの分類ヘッドを用いて、多ホップ検索プロセス全体をエンドツーエンドでモデル化するビーム検索手法を提案する。また、各ステップで複数の部分仮説を維持することで、早期の検索ミスの影響を軽減する。