Główne pojęcia
本論文は、Balsa言語と合成システムを用いて開発された、MIPSマイクロプロセッサの完全な非同期実装であるSAMIPSについて詳述する。SAMIPSの設計プロセス、データおよび制御ハザードに対する革新的なソリューション、そして定量的な評価を提示する。
Streszczenie
本論文は、非同期MIPSプロセッサSAMIPSの詳細な説明を提供する。
まず、Balsa言語と合成システムの概要を説明する。次に、同期型MIPSアーキテクチャをどのように非同期化したかを示す。特に、データおよび制御ハザードに対する課題と解決策を詳しく述べる。
SAMIPSのコンポーネントとそのBalsa仕様について詳述する。SAMIPSの全体的な定量的評価、データおよび制御ハザード機構の評価を行う。最後に、クリティカルパス分析と設計最適化について説明する。
本論文は、Balsa言語を用いて完全に自動合成された最初の非同期MIPSプロセッサであるSAMIPSの包括的な説明を提供している。同期型MIPSアーキテクチャを非同期化するための手順、データおよび制御ハザードに対する革新的なソリューション、そして詳細な定量的評価が示されている。
Statystyki
非同期パイプラインにおけるデータハザードの発生は、同期パイプラインに比べて予測が困難である。
非同期パイプラインでは、分岐命令や例外によって無効化されるプリフェッチ命令の正確な数は非決定的である。
SAMIPSでは、レジスタファイルに追加された「データハザード検出テーブル」や「データハザード検出キュー」によって、効率的にデータハザードを検出できる。
SAMIPSでは、分岐遅延スロットを2つ設けることで、分岐ハザードに対処している。
Cytaty
「非同期設計は、IC電力消費を低減し、クロックスキューの問題から VLSI 設計を解放し、高性能と優れた電磁干渉特性を提供し、モジュラー設計哲学を奨励することで、漸次的な技術移行を容易にする可能性がある。」
「Balsa は、CSP ベースの非同期ハードウェア記述言語と、自動的に非同期回路を合成するフレームワークを含んでいる。」
「SAMIPSは、Balsaで合成された最初の本格的な非同期マイクロプロセッサである。」