本論文は、プログラムバグの修復に取り組む自律型LLMベースのエージェント「RepairAgent」を提案しています。従来のディープラーニングベースのアプローチとは異なり、RepairAgentはバグに関する情報を収集し、修復に必要な要素を検索し、修復案を検証するといった一連の行動を自律的に行います。
具体的には以下のような特徴があります:
評価では、人気のDefects4Jデータセットの835件のバグに適用し、164件の正しい修復を行うことができました。これは、従来手法を上回る成果です。また、1件あたり平均270,000トークンの消費で、14セントの計算コストがかかることが分かりました。
本研究は、ソフトウェア工学分野におけるLLMベースの自律エージェントの先駆的な取り組みであり、今後のさらなる発展が期待されます。
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