1861年3月11日、南北戦争が始まる前に、連邦から離脱した7つの州が集まり、正式な憲法を定めた。その州は南カロライナ、ジョージア、フロリダ、アラバマ、ミシシッピ、ルイジアナ、テキサスであった。その後、バージニア、ノースカロライナ、アーカンソーなどの州も連合に加わった。
南部連合憲法は、奴隷制度の擁護と維持を明確に謳っていた。連合の目的の1つとして「奴隷制度の保護と拡大」が掲げられていた。また、連合政府は奴隷制度を禁止することはできないと定められていた。つまり、南部連合の建国の根本的な目的が奴隷制度の維持にあったことが、この憲法から明らかになる。
南北戦争の勃発は、奴隷制度をめぐる南北の対立が決定的になったことを示している。南部は奴隷制度の維持を目的に連合を結成したのに対し、北部は奴隷制度の廃止を求めていた。この根本的な対立が戦争の引き金となったのである。
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by William Spiv... o medium.com 05-15-2024
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