本研究は、大学の科学実験室における学生のディスコース・グループ役割を特徴付けることを目的としている。15人の学生の40の学生-実験単位のビデオ記録を分析し、ディスコース・ムーブ(質問の提示、アイデアの提案、議論への参加、オフタスクなおしゃべり、指導者との対話)を定量化した。クラスター分析の結果、4つのディスコース・スタイル(高タスク高社交、高タスク低社交、低タスク低社交、低タスク高社交)が特定された。
個々の学生は実験活動によって異なるディスコース・スタイルを示す傾向があり、同じグループ内の学生のスタイルは概ね一致していた。性別による差は見られなかったが、聴覚障害学生は聴覚健常学生に比べて、ディスコースへの参加が有意に低かった。
探究型の実験活動においては、意思決定の必要性が高い場合、学生はより積極的なディスコース・スタイルを示す。一方、単純な測定作業が中心の場合、消極的なスタイルが多く見られた。学生のディスコース・スタイルはグループメンバーと概ね一致するため、個人レベルではなくグループレベルでの介入が必要だと示唆される。
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