本研究では、姿勢のみの視覚表現に基づいて、効率的かつ堅牢な視覚慣性状態推定器PO-VINSを提案した。
主な特徴は以下の通り:
視覚特徴と LiDARの深度を統合した姿勢のみの状態推定器を提案した。視覚特徴の再投影と LiDARの深度測定をすべて姿勢のみの形式で表現し、状態推定の効率性と堅牢性のバランスを取る。
姿勢のみの視覚表現から視覚ランドマークの深度の不確かさを解析的に導出し、LiDARの深度アウトライアを検出・除去するアルゴリズムを提案した。これにより、状態推定の堅牢性が向上する。
複数の視覚特徴観測と LiDARの深度を1つの測定に統合するMSC (Multi-State Constraint) ベースの深度測定モデルを提案した。これにより、測定数を削減して効率性を向上させ、LiDARの深度アウトライアの影響も低減できる。
公開・非公開のデータセットで実験を行い、提案手法PO-VINSが既存手法と比べて同等以上の精度を達成しつつ、33%から56%の状態推定の効率性向上を示した。また、提案の深度アウトライア除去手法により、堅牢性も向上することを確認した。
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