Główne pojęcia
PDEバックステッピング制御のための新しい近似手法を提案する。従来の手法では全体のカーネル関数を近似していたが、本手法では制御ゲイン関数のみを近似することで、より簡単な近似問題を扱うことができる。
Streszczenie
本論文では、PDEバックステッピング制御のための新しい近似手法を提案している。従来の手法では、バックステッピング変換のカーネル関数全体を近似していたが、本手法では制御ゲイン関数のみを近似することで、より簡単な近似問題を扱うことができる。
具体的には、以下の3つの例題を通して提案手法を示している:
- 1次元双曲型PIDE方程式
- 制御ゲイン関数のみを近似することで、目標系の境界条件に摂動が現れるようになる
- Lyapunov解析により、近似誤差が小さければ安定性が保証される
- 反応拡散方程式(ディリクレ条件、ノイマン条件)
- ディリクレ条件の場合はH1安定性、ノイマン条件の場合はL2安定性が得られる
- 目標系の境界条件に摂動が現れ、Lyapunov解析が複雑化するが、安定性は保証される
提案手法は、従来の全カーネル近似に比べて近似の計算量が軽減されるが、適応制御への適用は難しくなる一方で、ゲイン設計への適用が期待できる。
Statystyki
ディリクレ条件の反応拡散方程式の場合:
∥GD(ξ)∥∞≤ǫ(1 + ∥L∥∞)≤ǫ∗=√1/20
ノイマン条件の反応拡散方程式の場合:
∥GN(ξ)∥∞≤ǫ(1 + ∥L∥∞)≤ǫ∗=√(q-1)/2