Główne pojęcia
SiC上にエピタキシャル成長させたグラフェンを用いてねじれ構造を作製する手法において、成長温度がグラフェンの積層数と均一性に大きく影響を与えることが明らかになった。
Streszczenie
SiC(0001) 基板上における単層および(ねじれ)多層グラフェンのエピタキシャル成長:多層化における課題と展望
本論文は、ホウ化窒素を界面活性剤として用いたSiC(0001)基板上におけるグラフェンのエピタキシャル成長に関する研究成果を報告している。特に、成長温度がグラフェンの積層数と均一性に与える影響について詳細に調査している。
試料作製:窒素ドープ6H-SiC(0001)基板を用い、ホウ化窒素雰囲気下、異なる温度(1330℃と1380℃)でアニール処理を行い、グラフェンを成長させた。
構造評価:低速電子顕微鏡(LEEM)、角度分解光電子分光(ARPES)、低速電子回折(LEED)を用いて、成長したグラフェンの構造、電子状態、配向性を評価した。