本稿では、ソフトウェアエンジニアリング研究における混合手法研究の活用について解説する。
まず、混合手法研究の歴史的背景と定義を概説する。次に、混合手法研究を行う際の4つの原則を示す:
その上で、混合手法研究の特徴(計画/発展的デザイン、帰納/演繹的アプローチ、手順の時間的関係、混合/多重手法)と、代表的な研究デザイン(探索的順次デザイン、説明的順次デザイン、収束的並行デザイン、埋め込みデザイン、多重手法デザイン)について解説する。
次に、4つの架空の研究者personas(Ali、Sam、Vicki、Zara)を提示し、それぞれの研究課題に対して適切な混合手法研究デザインを検討する過程を示す。これらの事例を通して、原則の適用と設計上の トレードオフについて理解を深める。
最後に、混合手法研究における避けるべき「反パターン」を示す。これには、プレゼンテーション上の問題と研究設計上の問題が含まれる。
本稿の目的は、ソフトウェアエンジニアリング研究者が混合手法研究を意図的、厳密、革新的に活用できるよう支援することである。
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by Margaret-Ann... às arxiv.org 04-10-2024
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