本研究は、医療機械学習アプリケーションにおける大規模言語モデルのエンベディングの有効性を検討している。
主な知見は以下の通り:
大規模言語モデルのエンベディングは、生データ特徴量と比較して、診断予測、死亡率予測、在院日数予測などの医療機械学習タスクで競争力のある性能を示した。特に、ゼロショット設定でも良好な結果が得られた。
しかし、生データ特徴量を用いた機械学習モデルには及ばず、特に時系列データの表現に課題が残されている。大規模言語モデルのエンベディングは、データ量の増加に伴う性能向上が生データ特徴量ほど顕著ではない。
プロンプトエンジニアリングや少量学習の手法を検討したが、大幅な性能向上には至らなかった。一方で、パラメータ効率的なファインチューニングの初期検討では、一定の改善が見られた。
大規模言語モデルのエンベディングは、医療機械学習タスクにおいて生データ特徴量に匹敵する性能を示す可能性があるが、さらなる改善が必要である。特に、時系列データの表現力向上や、パラメータ効率的なファインチューニングの検討が重要と考えられる。
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by Yanjun Gao, ... às arxiv.org 09-23-2024
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