Centrala begrepp
ドイツ国内の16の州の観光関連データを統合し、様々なアプリケーションで活用できる包括的なナレッジグラフを構築した。
Sammanfattning
本論文では、ドイツ観光ナレッジグラフ(GTKG)の構築プロセスについて説明している。
知識創造:
- GTKGのスキーマ(TBox)はOpen Data Tourism Allianceによって作成された。
- 各州の地域マーケティング組織がインスタンス(ABox)を作成し、毎日GTKGにインポートしている。
- 主要なタイプには、schema:Event、odta:PointOfInterest、odta:Trail、schema:LodgingBusiness、schema:LocalBusiness、schema:FoodEstablishmentなどがある。
知識の拡充:
- 充電ステーションや公共交通機関の停留所などの情報をGTKGに追加することで、ポイント・オブ・インタレストとの関連付けを行っている。
- 拡充プロセスはAPIを通じて設定可能。
知識の展開:
- GTKGはSPARQLクエリを介したプログラムによるアクセスや、検索ウィジェットなどのGUIを提供している。
- インスタンスの参照URIを提供し、HTMLやRDFシリアライゼーションでの表示が可能。
GTKGは、ドイツ国内の観光関連データを統合した包括的なナレッジグラフであり、様々なアプリケーションで活用できる重要なリソースとなっている。今後は、チャットボットの公開や定期的なナレッジグラフのリリースなども検討されている。
Statistik
239,000件のschema:Eventインスタンス
118,000件のodta:PointOfInterestインスタンス
23,000件のodta:Trailインスタンス
25,000件のschema:LodgingBusinessインスタンス
70,000件のschema:LocalBusinessインスタンス
20,000件のschema:FoodEstablishmentインスタンス