Centrala begrepp
本研究では、Maxwell方程式の時間離散化に対して、高次精度かつエネルギー保存性を持つ陰的な数値スキームを提案する。
Sammanfattning
本研究は、先行研究で提案された陰的リープフロッグ(LF)スキームを拡張し、任意の偶数次精度の時間離散化手法を開発したものである。
具体的には以下の通り:
- 先行研究のLFスキームを一般化し、4次精度のLF4スキームを提示した。
- LF4スキームの安定性と収束性を理論的に示した。
- 時間微分の高次近似式を導出し、LFRスキームと呼ばれる任意の偶数次精度の一般化スキームを提案した。
- LFRスキームの誤差解析を行い、収束性を理論的に証明した。
本手法は、Maxwell方程式の数値解析において、高精度かつエネルギー保存性を有する陰的スキームを提供するものである。これにより、電磁界問題の高精度シミュレーションが可能となる。
Statistik
∥pN−1
2 ∥ε−1 + ∥EN−1
2 ∥ε + ∥HN∥µ ⩽C
∥e
N−1
2
p
∥ε−1 + ∥e
N−1
2
E
∥ε + ∥eN
H ∥µ ⩽C
h
(∆t)4 + ∥e0
p∥ε−1 + ∥e0
E∥ε + ∥e0
H∥µ
i
Citat
"本研究では、Maxwell方程式の時間離散化に対して、高次精度かつエネルギー保存性を持つ陰的な数値スキームを提案する。"
"LF4スキームの安定性と収束性を理論的に示した。"
"LFRスキームの誤差解析を行い、収束性を理論的に証明した。"