本研究は、ソフトウェア工学分野の主要な学会・ジャーナルに掲載された論文10,000本を対象に、それらに含まれるGitHubリンクを分析した。主な知見は以下の通り:
論文の約3分の1でGitHubリポジトリが公開されており、主な目的はツールの公開やデータセット・レプリケーションパッケージの提供である。
GitHubリポジトリの人気度(スター数、フォーク数)は大きな幅があり、一部の人気リポジトリを除いて全体的に低い。特に、ジャーナル論文に関連するリポジトリは平均的に不人気である。
リポジトリに寄せられる一般ユーザからの問題報告(Issue)への対応は著者側で不十分なことが多く、多くの問題が放置されたままになっている。
一方で、人気のあるリポジトリは論文の被引用数とも相関しており、研究成果の可視性と影響力の向上に寄与している。
以上より、研究者がGitHubリポジトリを効果的に活用するためには、リポジトリの継続的なメンテナンスと充実した説明文書の提供が重要であると考えられる。また、リポジトリの人気度と論文の影響力の相関関係を考えると、リポジトリの管理・運営に対する評価も研究業績の評価に組み込むべきであろう。
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by Kamel Alrash... ที่ arxiv.org 04-08-2024
https://arxiv.org/pdf/2310.01566.pdfสอบถามเพิ่มเติม