本論文では、実安定性と対数凹性を判定する問題の計算量複雑性を調べている。
主な結果は以下の通り:
次数3以上の同次多項式の実安定性を判定する問題はcoNP完全である。特に、次数3の同次多項式の実安定性を判定するのはcoNP困難である。
同次多項式の完全対数凹性(ロレンツ性)は多項式時間で判定できる。具体的には、次数dの同次多項式の完全対数凹性を判定するアルゴリズムが存在し、その計算量はO(nd+1)である。
次数4以上の同次多項式の対数凹性を判定する問題はcoNP困難である。特に、次数4の同次多項式の対数凹性を判定するのはcoNP困難である。
次数3の同次多項式の対数凹性は多項式時間で判定できるが、方向依存の対数凹性を判定するのはcoNP困難である。
この結果から、実安定性、完全対数凹性、対数凹性の判定問題の計算量複雑性の違いが明らかになった。特に、次数3以上の多項式の場合、これらの性質を判定するのは困難であることが示された。
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by Tracy Chin : arxiv.org 05-02-2024
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