本論文は、大規模言語モデル(LLM)を使ってプレイヤーの自然言語指示に従ってゲームを自動生成するインストラクション駆動型ゲームエンジン(IDGE)の開発について述べている。
まず、IDGEの概念を提案し、次状態予測タスクとしてモデル化している。具体的には、ゲームスクリプト、前状態、プレイヤーの入力から次の状態を自動生成する。
次に、ポーカーゲームを例に、IDGEの開発プロセスを説明している。データ収集では、ポーカーシミュレータから多様なバリエーションのゲームデータを生成し、カリキュラム学習により安定性と多様性を両立させている。
実験では、標準的なポーカーバリエーションでの高い性能と、新規ゲームスクリプトへの適応力を示している。特に、プレイヤーからのフィードバックを取り入れることで、複雑なゲームにも対応できることを示している。
最後に、推論速度や文脈長の課題など、IDGEの今後の発展に向けた課題について議論している。
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