本研究では、リチウムイオン電池用酸化物カソードに化学的短距離無秩序(CSRD)を導入する新しい手法を提案している。
CSRDとは、結晶格子内で元素が局所的に無秩序に分布する状態を指す。
この手法を層状リチウムコバルト酸化物カソードに適用したところ、以下の効果が得られた:
これらの効果により、サイクル寿命と出力特性が大幅に向上した。
さらに、この手法は他の層状酸化物材料にも適用可能であり、構造的・電気化学的安定性の向上に有効であることが示された。
本研究は、酸化物カソードの設計に新しい指針を提供するものである。
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www.nature.com
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by Qidi Wang,Zh... 於 www.nature.com 05-08-2024
https://www.nature.com/articles/s41586-024-07362-8深入探究