核心概念
本稿では、線形論理に基づく算術の形式体系であるμMALLを紹介し、その証明能力と計算可能性について論じる。特に、アッカーマン関数のような帰納的関数の全域性を証明できることがμMALLの特徴である。
Manighetti, M., & Miller, D. (2024). Peano Arithmetic and µMALL. arXiv preprint, arXiv:2312.13634v2.
本論文は、線形論理に基づく論理体系であるμMALLを用いてペアノ算術を表現し、その証明能力と計算可能性を検証することを目的とする。