本研究では、光駆動型の非天然光脱炭酸酵素の開発に取り組んでいる。
通常の光脱炭酸酵素は、補酵素や非天然アミノ酸の励起状態を利用しているが、本研究では酵素活性部位に生成される亜イミニウムイオンの励起状態を利用することで、新しい光脱炭酸酵素を設計した。
この酵素は、キラルな炭酸カルボン酸を基質として取り入れ、脱炭酸後に生成するラジカル中間体同士が立体特異的に結合し、二つの不斉中心を持つ生成物を与える。
適切なキラル基質を用いることで、目的の立体異性体を完全な光学純度で得ることができる。
この反応では、ラジカル中間体の迅速な消失を防ぐことができ、キラル情報を保持したまま生成物を得られるという、ラジカル化学における重要な課題に対する解決策を示している。
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www.nature.com
Ключові висновки, отримані з
by Vasilis Tsel... о www.nature.com 09-10-2024
https://www.nature.com/articles/s41586-024-08004-9Глибші Запити