本論文では、マレアブルロボットの実現に向けて、可変剛性リンクセグメントの開発を行っている。
リンクセグメントの設計では、レイヤージャミング方式を採用し、大径化を実現している。さらに、リンクの変形に伴う剛性低下を抑えるため、柔軟なスパイン構造を内部に組み込んでいる。
実験の結果、スパイン付きのリンクセグメントは、180度の大きな曲げ角でも中心径の変化が小さく、従来のレイヤージャミングやグラニュラージャミングに比べて大幅に高い抵抗力を発揮することが示された。これにより、ユーザーが手動で形状を変形させる際の安定性と操作性が向上することが期待される。
今後の課題としては、最適な直径設計や、可変剛性技術の組み合わせによる性能向上などが挙げられる。
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by Angus B. Cla... lúc arxiv.org 04-16-2024
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