本論文では、δ-超曲面グラフにおける k個の等距離パスからなる集合を見つける問題の加算近似アルゴリズムを提案している。
まず、アルゴリズム1では、ある頂点rを根とする(r, R+2δ)-カバーを2k-1個のパスから構成する。次に、アルゴリズム2では、そのような最小のRを二分探索で見つける。
その後、アルゴリズム3では、アルゴリズム2の出力を用いて、(2τ(G)+1/2)-浅い対応関係を見つけ、それから非根付きのk個のパスからなる集合を構成する。この集合の最大距離は最適解よりも6τ(G)+1だけ大きくなる。
また、k-測地中心問題がグリッド部分グラフでさえNP困難であることも示している。
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