複合ソースにおけるサブソース依存の忠実度基準を用いた場合、従来の分類後圧縮(CTC)符号化は、分類が完全であっても、レート歪み最適符号化と比較して性能が低下する。
本稿では、エンコーダとデコーダの両方、またはデコーダのみにサイド情報を持つ間接ソース符号化問題における、二つのレート歪み関数の構造的特性を明らかにし、多変量ガウスソースにおける最適なテストチャネルの構造を解明する。