本稿では、光CDMA通信システムでの多重アクセス用途に用いられる、良好な自己相関および相互相関特性を持つ(0, 1)系列の集合である光直交符号(OOC)について、自己相関値と相互相関値を分離して考察し、それぞれの値の範囲と、それらを満たすことによる構造的な意味合い、他の組み合わせ論的対象との関連性について論じる。