本論文では、量子チャネルを介した識別問題について、エンコーダーを純粋量子状態に制限した場合の性能を分析している。
まず、任意の量子チャネル伝送符号から、純粋直交状態を用いる符号を構築できることを示した。この符号を、Ahlswede-Dueckの手法と組み合わせることで、二重指数関数的にメッセージ数が増大する同時識別符号を得ることができる。この結果は、純粋状態エンコーディングでも従来の確率的エンコーディングと同等の性能が得られることを意味する。
さらに、同時識別容量は純粋状態エンコーディングの同時識別容量と等しいことを示した。これにより、量子チャネルを介した識別問題には、4つの組み合わせ(確率的/純粋エンコーダー、同時/一般デコーダー)に対応する3つの線形順序付けられた識別容量が存在することが明らかになった。
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by Pau Colomer,... kl. arxiv.org 10-01-2024
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