本研究では、神経発達障害(NDD)の原因遺伝子として、非コーディングRNA RNU4-2を同定した。RNU4-2は主要スプライソームの重要な構成要素であるU4 small nuclear RNA (snRNA)をコードしている。研究チームは、RNU4-2の18塩基対の領域に集中的に変異が見られることを発見した。この領域は一般集団では変異が極端に少ないが、NDDの115人の患者で異質な変異が同定された。大半の患者(77.4%)で同じ高頻度の単一塩基挿入変異(n.64_65insT)が見られ、変異は全て母性アリルに生じていた。RNU4-2は発達期の脳で高発現しているのに対し、他のU4ホモログは低発現であることが示された。RNA-sequencingの結果、RNU4-2変異によって5'スプライスサイトの使用が系統的に障害されることが明らかになった。これらの知見から、RNU4-2変異は神経発達障害の0.4%を説明すると推定された。本研究は、非コーディング遺伝子の重要性を示すとともに、NDDの診断に貢献するものである。
Til et andet sprog
fra kildeindhold
www.nature.com
Vigtigste indsigter udtrukket fra
by Yuyang Chen,... kl. www.nature.com 07-11-2024
https://www.nature.com/articles/s41586-024-07773-7Dybere Forespørgsler