量子チャネルを介した識別では、エンコーダーを純粋量子状態に制限しても、同時デコーダーを用いることで、従来の確率的エンコーダーと同等の二重指数関数的なメッセージ数の増大が可能である。さらに、同時識別容量は純粋状態エンコーディングの同時識別容量と等しい。