本稿では、無限遠で消滅しない弱い磁場摂動を受ける周期的(擬)微分楕円型シュレディンガー型作用素を考察し、先行研究[17, 14, 15]の解析を、ブロッホ固有値の有限族が他のブロッホバンドと重なり合う可能性があるものの、各準運動量で孤立したままである半金属の場合に拡張する。