本論文では、リチウムイオン電池のモデリングに広く用いられるドイル-フラー-ニューマン(DFN)モデルの有限要素半離散化における誤差解析を行い、新規射影演算子を導入することで、次元数が2以上3以下の場合においても最適な収束レートを達成できることを示した。