本研究は、15人の視覚障害者を対象にした質的インタビュー調査の結果を基に、視覚障害者がダイアグラムにアクセスする際の5つのレベルを示す「ダイアグラムアクセスのラダー」のフレームワークを提案している。
このフレームワークを、センスメイキングのプロセスに適用することで、視覚障害者が直面する課題が明らかになった。
最下位レベルでは、ダイアグラムの存在すら認識できない。上位レベルに進むにつれ、ダイアグラムの目的や内容を理解できるようになるが、情報の一貫性や関連性の把握が難しい。最上位レベルでは、視覚障害者も視覚者と同等の効率と効果でダイアグラムにアクセスできるが、そこに至るまでには多くの課題がある。
これらの課題に対して、視覚障害者は情報を消化しやすい部分に分割したり、全体像と詳細を組み合わせたりするなどの対処策を講じている。また、アノテーションやパターン発見、要約などのセンスメイキング関連のタスクにも取り組んでいる。
この知見を基に、ユニバーサルデザイン、変換ツール、センスメイキングツールの開発など、視覚障害者の参加を促す方策が提案されている。
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by Yichun Zhao,... pada arxiv.org 04-02-2024
https://arxiv.org/pdf/2404.00192.pdfPertanyaan yang Lebih Dalam