本論文では、エクステンデッド・リアリティ(XR)サービスの要求を満たすためのクラスタ間ネットワーキングソリューションを提案する。
XRサービスは低遅延や高帯域幅などの厳しいQoS要件を持つ。クラウドコンピューティングだけでは、これらの要件を満たすことが難しい。そのため、クラウドとエッジの連続体にわたってXRサービスを配置することが有効である。
しかし、Kubernetesはクラスタ間ネットワーキングの機能が不足しており、クラスタ間通信を実現するのが困難である。本論文では、クラスタAPI(multi-cluster管理)とLiqo(クラスタ間接続)の2つのオープンソースフレームワークを組み合わせることで、XRサービスに適したクラスタ間ネットワーキングソリューションを提案する。
提案ソリューションの有効性を、クラスタ自動プロビジョニングと分散ビデオストリーミングの2つの実験で評価した。結果、提案ソリューションがXRサービスの要件を満たすことが示された。
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by Theodoros Th... at arxiv.org 05-02-2024
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